【会計コンサルのオススメ本】経営者視点で会社の数字を見たいならこの3冊を読むべし
簿記よりもまずは管理会計から入ってみて!
一般社員でも経営者視点で会社を見てみる
会社の数字を見るのが大事というけれど、
一生懸命簿記の勉強してませんか?
もちろん簿記の基礎知識があるに越した事はないですが、
簿記の勉強って地味〜に仕訳をしたりと、退屈ですよね。
そこで飽きちゃう人って(私も含めて)多いと思うのですが、
そんな細かいところより、大きなところから入ってみませんか?
会計初心者でもすーっと理解できる、
良質なオススメ本を厳選してご紹介します。
「管理会計の基本」がすべてわかる本 /金子 智朗
まずは入門編。
管理会計って何?という方は、まずはこちらから入ってみましょう。
こちらの本がとっても簡単で分かりやすく、シンプルにまとまってます。
金子さんの本は最近人気ですよね。
最初っから小難しい本を読むと眠くなってしまうので、
まずはこちらから。
文字ボリュームも控えめなので、さらっと読んじゃえますよ!
決定版 ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 /高田 直芳
基本を学んだら、次は応用編。
「管理会計のバイブル」とも呼ばれる本です。
うちの上司(外資系コンサルのマネージャー)も、
知り合いの経営者(数名にヒアリング)も、
取引先のソフトウェアベンダーのプロダクトマネージャーも
聞いた人がほぼ例外無くこれ!と大絶賛。
500-600ページの分厚い本ですが、
非常に分かりやすく、かつ実践的な分析方法や考え方が書いてあるので、
とても役立ちます。
ケースで学ぶ管理会計 -ビジネスの成功と失敗の裏には管理会計の優劣がある- /金子 智朗
書籍で学んでも、使わなければ意味がないですよね。
ということで実践編。
財務会計はだいたいどの会社も同じようなことをやってますが、
管理会計は業種業態によって、使い方は千差万別です。
自分の会社にとってのベストな管理方法を考えるにあたって、
いろんな会社のケースを見ておくのが良いかと思います。
そこでこちらの本。
細かく厳しく損益管理する、という稲盛式の経営方針の京セラのケースや、
逆にゆるーく管理する最強のテクノロジー企業Googleのケースが面白いです。
正反対の方針ですが、どちらが正解という訳でもない。
管理会計は、その会社の経営方針とその意思決定に直結するものですので、
会社の方針によって管理メソッドが異なることを良く理解できる一冊。
元コンサルの方が書かれているだけあって、とても実用的です。
このあたりを読んで理解するだけで、
上級管理職や経営者と話しても、
「お、コイツ分かってるな」という目でみられるのではないでしょうか。