Simple and Worthy LIFE

シンプルライフ、時々贅沢。

一生モノの決断は、「直感」と「客観視」の合わせ技で正しい解を導く

余計なノイズを取払ってシンプルに考え、ただ自分の心に従う 重大な決断をするとき。

たとえば今のパートナーと一生を過ごすかを考えるとき。 頭で考えると ついつい条件で選んでしまいがち。

収入であったり、 社会的ステータスであったり、 見栄えであったり。

そういった画一的な判断基準で決めようとしても、 決めたつもりで迷い始めることは往々にしてあります。

 

そんなときはもっとシンプルに考えるべきです。

いや、考えるというよりも感じるべきです。

 

自分に見合うかどうかとか、 その人が自分にとっての理想の生活をできる程の稼ぎがあるかとか、 そんな希望は取り合えずは隅においておく。

Think Simple, Just Follow Your Heart

それよりももっとシンプルに、 そばにいたいかどうか。 そばにいて幸せを感じるか、 そしてその幸せは日々の移り変わりとともに色あせるようなものではないか。 でないと、いくら条件に従って頭で割り切って考えても、 再度手を触れた瞬間に気づいてしまうことになります。 一度離した手がいかに大切であるか、を。

 

こころのバイアス 但し、心に従う場合に注意しておくべき事があります。

それが、慣れによる効用の低下。 心に従う、というのは非常に不明確な基準であり、 年収とか身長といった画一的な判断基準がないからこそ バイアスにかかりやすくなります。

なので、そのバイアスの存在を認識しておくことがまず必要です。

一緒にいることが当たり前になってしまうと、 初歩的な部分での相手の良さが見えにくくなりがちです。

だから、普段預かっている恩恵についてを軽く感じてしまいます。

お互いに同じ気持ちになれるということがいかに難しいか。

自分がいかに相手を求めているか。 相手がいなくなったら自分がどうなるか。

そんなことが見えなくなってしまうのです。

 

遠くに見えるものは美しく見え、 近づくにつれて現実が見えてくる。

そして見たくないものまで見えてしまう。

だから新しい人がとても魅力的に見え、乗り換えたいな、と思ってしまう。

そして その繰り返し。 何度も何度も。

 

そばにある幸せに気づかずに 永遠に回るメリーゴーランドに乗り続ける。

降りたら現実を受け入れる必要があるから。

理想的な世界から足を踏み出したくなくなってしまう。

しかし、この世にパーフェクトなものなど存在しません。

幸せになりたいならば、その現実に目を向け、夢のようなメリーゴーランドから一歩踏み出す必要があります。

それができたとき、 その決断は正しいものであるでしょう。