3分間読むだけでワインを「選んで」オーダーできる。ワインの基本のキをまとめてみた
普段、「なんとなく」でワインを選んでいませんか?
私は本当に、店員さんのオススメだけを頼りに、なんとなくで選んでいました。。。
でも、ソムリエの資格を取るまではいかなくとも、
主体的にワインを選べるようになりたいと、基本だけ、調べて見ました。
まずは基本のぶどう品種。
赤、白それぞれ6種類覚えてみましょう。
赤ワインの王道はカベルネ ソーヴィニオン。
一度は聞いたことがあるでしょう。
「ベタな赤ワイン」を求めているなら、これ。
でも、今日の気分はちょっと軽く飲みたい。
そんな時は「ピノ ノワール」選んで見て。
逆にお肉としっかり合わせてコクと香りを楽しみたい。
そんな重めの赤がいいなら、「メルロー」を試して見てください。
白の王道。はい、シャルドネさんですね。
こちらもベタな白ワイン。
それよりももっとフルーティな甘みをお求めならリースニングを。
ジュースのような、カクテルのような、女子受け高そうな、そんな子です。
逆に、すっきりシンプルな味がいいならソーヴィニオン ブランを。
日本酒のように、食事をスッキリと引き立ててくれるいい子です。
続いて生産地。
なんとなくワインが美味しそうなフランスやイタリア?とかで選んでいませんか?
生産地の特質を掴むと、失敗が減ります。
さて、ワインの世界は、新世界と、旧世界という、二つの世界に分かれています。
何が違うって、ぶどうの品種を、一種一本勝負なのが新世界、
複数品種ブレンドしてその絶妙なバランスを楽しむのが旧世界です。
◆旧世界
ヨーロッパの、「THEワインの産地」な国々で、
フランス、イタリア、スペイン、ドイツ等々。
ちなみに、ワインは生産地域が限定されているほど格上で、
フランスの中でもボルドーは有名ですが、
そのさらにメドック地区、
さらにさらにマルゴー村、となると、本当に限定された場所、となります。
◆新世界
アメリカ、オーストラリア、チリ、ニュージーランド
ワインの好みを伝える味のレパートリー
フルボディ 、ミディアムボディ、ライトボディ。
よくメニューにも書いてありますよね。
これは果実味、渋み、アルコールを合計した強さを表しており、
フルボディが全てにおいて一番強い、いかにも濃厚なワイン、を表しています。
価格感と選び方
さて、ここまでくると、大分ワイン選びのベースができてきましたね。
あとは価格との関係で最終チョイスまで持っていきましょう。
◆まず、小売価格が1000円未満のワイン
正直言って美味しいワインは少ないようです。
レストランだと小売価格の3倍程度の価格設定なので、3000円のボトル、ですね。
◆1000-2000 デイリーワイン
ワインを楽しむなら、これくらいを最低ラインとしておきましょう。
果実味がハッキリしてたりと、「分かりやすく」美味しいワイン。
なので新世界のワインに美味しいものが集中しています。複雑な味わいを魅力とするボルドー、ブルゴーニュを飲むならこの価格帯はおすすめしないようです。
◆2000ー5000円
ちょっと贅沢ワインになると、果実味に頼らない、複雑で繊細で分かりにくく美味しいワインに出会えることも。新世界ワインならほぼ外れなし。フランスワインはこのくらい出さないと外れる可能性が高いです。
◆5000-
それ以上、のワインになって初めて、フランスワインで美味しいものに当たる確率が高くなり、
◆30000-
となると、ほぼ外れなし、です。
でもさすがに、普段こんなものはあまりお目にかかれないので、
程よくコスパよく、いいワインを見つけたいものです。
ちなみに、フランスワインの最高峰とされる五大シャトーも一応知っておきましょう。
超有名なのであまり出会う機会は少ないけれども、何かの折に飲めたらラッキーですね。
-サン テステフ村
-ポイヤック村
-サン ジュリアン村
-マルゴー村
-リストラック村
-ムーリ村
以上の情報を知っておくだけで、主体的にワインを選ぶことができるのではないでしょうか。
これらを知っているか知っていないかの違いはかなり大きいので、
ぜひ今後活用して見てください。